ケンミンSHOW見ました
昨日何気なしにテレビに目をやると「カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW」という番組(みのもんた、久本雅美 出演)のなかで「連続転勤ドラマ 辞令は突然に・・・・」で京都編が放送され、面白く見ていました。
それによると、京都府民は東京に行く事を「上京」とは言わずに「東上(とうじょう)」すると言うってことでしたけど、そんな話は聞いたことないなぁと思って見ていました。ただ、「上京」という言葉もあまり聞いた事はないのです。たいてい、私は「東京に行く」と表現していたように思います。
京都の人は今でも京都が「都」だと思っている人が多いとのことでしたが、確かに「東の京(みやこ)」で「東京」、だから本家本元の「みやこ」は京都だと心のどこかで思っているのは間違いないと思います。大阪人の私でもそう思っています。
多分、明治維新のころ、行政機関が整っている東京を中心に政治をするため、明治天皇を東京にお連れしないといけないが、天皇を動かすとなると遷都しなければならない。大変、おおがかりで京都民の抵抗も大きかったらしく、大久保利通か誰かの画策で、天皇の東京行幸(ぎょうこう:旅行みたいなもの)という形で、実質、明治天皇を東京にお連れしたようです。だから、形式上は天皇は四代にわたって実家をあけて東京に行幸中という事になるのでしょうか?
こんな、馬鹿げた事を考えているのは私ぐらいのものでしょうが、上記の歴史的事実は学校の歴史の時間に習ったように思います。
関西の人は、東京に来てもなかなか関西弁が直りませんが(私もその一人ですが・・・・)、もしかしたら、日本の中心は未だに京都だと思っているから、関西弁が標準語だという考えが意識の根底にあるのかもしれません。
ちなみに、京都の方は、大阪弁と一緒にされて関西弁を話すと言われるのが嫌らしく、大阪弁とは一線をひいて、「京ことば(京都弁)」というのだそうです。気持ちが分からなくもないが・・・・。